前回に引き続き誤出荷についてです。
出荷のミスはどこで起こることが多いですか?ミスが起こったときは、原因を調査し防止策を考えているでしょうか?

今回は、荷札や送り状の貼り間違いについてです。

出荷の作業現場では、梱包後に荷札や送り状を貼る作業があると思います。このとき、梱包後の荷物が何処宛ての何の荷物だったか分からなくなった経験はありませんか?

実際、送り状の貼り間違いは多いのです。

特に、送り状を一括で印刷される場合は、注意が必要です。送り状とピッキングリストや出荷指示書、納品書に何の紐づけもない場合、送り先の情報(住所や名称など)だけで判断する必要があります。

送り状と一体型の出荷指示書にしたり、送り状とその他のリストや荷物と照合できるバーコードを採用すると、送り状の貼り間違えはかなり防止できます。

出荷ミスをなくすには、確認作業を「工程」とすることと「簡単」にすることが大事です。

送り状を住所や名前で確認している場合は、簡単なマークや文字を、照合に採用してみるのも効果があります。

また、送り状(宅配ラベル)を印刷するタイミングを変えるのも一つの手です。

送り状と納品書を突き合わせている場合などは、納品書をキーに梱包時に送り状を印刷するように変える等、今の作業手順を考え直してみる事も良いと思います。

2021年6月10日 更新

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